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    タグ:貴公子



    キムソンホ(朝: 김선호, 1986年5月8日 - )は、韓国の俳優。S.A.L.Tエンターテインメント所属。実際の発音に沿ってキム・ソノと表記する場合もある。(韓国語ではnの後のhを発音しない) 2009年に演劇『ニューボーイングボーイング』でデビュー。以来、舞台俳優としての力を着実に積み重ね…
    30キロバイト (3,944 語) - 2024年4月14日 (日) 03:36



    (出典 realsound.jp)


    「貴公子」がスクリーンデビュー作とは驚きですね。キム・ソンホの演技にはすでに多くのファンがいると思いますが、アクションシーンも見どころ満載で楽しみです!

    ドラマ「スタートアップ:夢の扉」でサブキャラクターながら一躍注目され、「海街チャチャチャ」で大ブレイクしたキム・ソンホ。そんな彼が映画初出演にして主演を務めた『貴公子』が公開中だ。巨額の遺産をめぐって繰り広げられる壮絶な攻防戦を描く韓国ノワールアクションで、『新しき世界』(13)、「THE WITCH/魔女」シリーズで大絶賛されたパク・フンジョン監督とタッグを組んだ彼に、オンライン取材で作品への思いや見どころを聞いた。

    【写真を見る】これまでの爽やかなイメージを覆す“貴公子”を演じたキム・ソンホ

    フィリピンで病気の母の治療費を稼ぐため、地下格闘を続けているマルコ(カン・テジュ)。

    彼の父は韓国人だったが、これまで一度も会ったことがなかった。そんなマルコの前に、父の使いを名乗る男が現れて韓国に向かうことに。その飛行機の中でマルコは自らを「友達(チング)だ」と呼ぶ謎の男・貴公子(キム・ソンホ)と出会う。美しい顔立ちで不気味な笑みを浮かべる男に恐怖を感じたマルコは距離を置くが、執拗に追いかけられるなか、思いも寄らぬ事態へと巻き込まれていく。果たして、マルコは父と会えるのか?そもそも彼は何のために韓国に呼ばれたのか?そして、執拗なまで追いかける貴公子の目的とは?すべての謎が明らかになった時、マルコにさらなる危機が襲い来る。

    ■「監督から『時計じかけのオレンジ』の主人公を参考にしてはどうかと提案された」

    今回、記念すべきスクリーンデビュー作であり、初主演作として『貴公子』に挑んだキム・ソンホ。その理由は「パク・フンジョン監督のファンだから」だという。

    「この作品で描かれる貴公子こと、謎のベールに包まれた男にとても興味を引かれたのですが、そんな主人公をパク・フンジョン監督だったら、どんなふうに撮られるのだろうとシナリオを読みながら想像しました。特に、追跡シーンをはじめ、アクションシーンが得意な監督だけにとても興味がわいて。ぜひこの作品に出演したいと思ったんです」。

    敬愛する監督との初タッグに、「緊張感もあったけれど、喜びのほうが大きかった」と満面の笑みを見せる。キム・ソンホといえば、にこやかな笑みが魅力の一つだが、本作で演じる貴公子ではその微笑みこそが、敵か味方かわからない正体不明の人物として謎を呼び、マルコはもちろん、観客すら煙に巻く。

    「シナリオのト書きには、貴公子は微笑みを常に浮かべているとたくさん書いてあったんです。監督とキャラクターについていろんな会話を重ねていくなかで、スタンリー・キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』の主人公を参考にしてはどうかと言われて。あの主人公は自分が行っていることに対して善悪の意識などせず、無自覚に楽しんでいる。そんな姿を意識して、キャラクターを作り上げていきました」と明かす。

    その一方で、貴公子は序盤からマルコをクルマで追い、自分の足でも走りに走って追い続けるという役どころ。しかも、スーツ姿で激しいアクションシーンに挑まなくてはならなかった。

    「おかげでスーツのパンツが破れたこともありました(笑)。でも、スーツを着てアクションをするという素敵な姿を披露できるなんて俳優冥利に尽きるじゃないですか。だから、ベストを尽くして取り組みました。それに何度もスーツを着た状態でアクションをしていたら、何となく生地が伸びたみたいで少し楽に演技ができた気がします」

    ■「実は高所恐怖症。ワイヤーアクションは怖くて忘れられないものになった」

    格闘に接近戦、そして銃撃戦などアクションシーンがノンストップで描かれる本作。そのために、入念に準備し、練習も重ねた。

    「例えば、銃に関しては事前に映画会社の準備してくれたフェイクの銃があったんですが、これが実際の銃と同じ重さになっていて、なるべく触ることで少しでも早く手に馴染むように心がけました。また実際に射撃場にも行って何度も練習しました。戦闘シーンでは相手との動線やアクションがきちんと合うように細かくチェックし、アクションに関して万全の態勢で臨めるように取り組みました」。

    もっとも苦労したシーンもあったようで、「実は、僕は高所恐怖症なんです。マルコを追って、高い橋の上を走るシーンなど、僕が走っていますが本当に怖かった。もちろん、背中には安全のためワイヤーが付いていますけど、それでも怖くて。忘れられないものになりましたよ」と苦笑いを浮かべる。

    ■「パク・フンジョン監督が自分が持つ以上の演技を引き出してくれた」

    今回、韓国ノワール界の名匠の仕事ぶりを間近で見たキム・ソンホ。その魅力をどう感じたのか。

    「パク・フンジョン監督のアクションシーンの演出は、とてもスピード感のあるもので、ある意味、リアルに描かれるアクションだと思いました。実際に息遣いが聞こえ、演じている俳優たちがアクションをするなかで本当にくたくたになって疲れていくような部分までもスクリーンの中に取り込んで緊迫感のあるものにする。だから、観客が目を離せなくなってしまうんだと思いました」。

    さらに「やはりノワールの雰囲気を作り出す手腕は、本当に卓越していると感じました。たとえば、会話のシーンであっても、とてもインパクトがあり、緊張感を漂わせる演出をなさる監督だと思います。だから、スクリーンの中にいる俳優たちが自分が持っている以上の力量を発揮できる。僕自身も監督によって、自分が持つ以上の演技を引き出していただいたのではないかと思っています」とも続ける。

    2009年に舞台でデビューし、演劇界のアイドルとして抜群のルックスと確かな演技力で人気を誇っていたキム・ソンホ。16年からドラマにも進出し、映画へと幅を広げてきた。そしてデビュー作となった本作では第59回大鐘賞映画祭で新人賞を受賞、さらには、来たる5月7日に開催される韓国のゴールデングローブ賞こと、百想芸術大賞で映画部門の新人賞にノミネートされている。

    「賞をいただけたのは、先ほども言いましたが、パク・フンジョン監督の卓越した演出のおかげです。監督の演出によって、僕を輝かせていただいた。また共演者やスタッフの方たちのおかげでもあります。たとえば、マルコ役のカン・テジュさんとは飛行機の中で顔合わせるシーンが初めてでしたが、演技を合わせた時に、『これから一緒に撮っていく撮影が本当に楽しみだな』と感じたことを覚えていて。彼とはとても素敵な撮影ができました。今の気持ちを率直に言えば、本当に幸せで、とても記憶に残る現場になり、一生、このことは心に刻まれていくだろうと思います」。

    キム・ソンホにとっていろんな思いの詰まった本作だが、見どころについてこう語る。

    「この映画は決して難しい作品ではないんです。緊張感もありますし、スリルもあればサズペンスもあり、迫力もある映画になっています。でも、その合間合間にさまざまなウィットがちりばめられていて、本当に気楽に楽しめる作品です。ぜひ軽い気持ちで見ていただければと思います」。

    ■「『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を観て、福士蒼汰さんのファンになった」

    この取材は4月、日本でのファンミーティングを控える直前に行われたものだった。いくつか日本についての質問をしたなかで、日本の映画やドラマで好きな作品、あるいは共演してみたい俳優について尋ねたところ、こんな答えが返ってきた。

    「福士蒼汰さん主演の『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を観たのですが、この作品で彼のファンになったんです。将来、もし機会があったら、ぜひ作品でご一緒してみたいですね」という。また、「日本語の勉強を始めたところなんです」と明かしたキム・ソンホ。「日本に行ったら、実際に街を歩いて、日本の皆さんがどんな話をしているのか、聞いてみたいと思っているんです…。でも。この取材中、日本の皆さんの言葉がほとんど聞き取れず困惑しています(笑)」と茶目っ気たっぷりに語った。

    次回作はパク・フンジョン監督と再びタッグを組んだドラマ「暴君」。全4話からなるドラマで、『楽園の夜』(21)や「私たちのブルース」の名優チャ・スンウォンと共演し、2024年下半期にディズニープラスで配信も決まっている。「『貴公子』とは全く異なるキャラクターですので、期待していただけるとうれしいです。僕としては『貴公子』に続いて、『暴君』も公開されると思うと、今から心臓がドキドキしているんですよ」と締めくくった。2024年、波に乗り、勢いを増していきそうなキム・ソンホ、その笑顔で世界を席巻してほしい。

    取材・文/前田かおり


    日本でスクリーンデビューを果たしたキム・ソンホにインタビュー/[c]2023 GOLDMOON PICTURES & STUDIO&NEW. All Rights Reserved.


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【『貴公子』主演のキム・ソンホ、名匠との組み合わせで魅せたアクションシーンに注目!】の続きを読む



    キムソンホ(朝: 김선호, 1986年5月8日 - )は、韓国の俳優。S.A.L.Tエンターテインメント所属。キム・ソノと表記する場合もある(実際の発音に近い)。 2009年に演劇『ニューボーイングボーイング』でデビュー。以来、舞台俳優としての力を着実に積み重ねていった。演劇界のアイドルと呼ばれ、確かな演技力とルックスで人気を集めた。…
    30キロバイト (3,875 語) - 2024年4月6日 (土) 05:48



    (出典 realsound.jp)


    貴公子のジャパンプレミアでキム・ソンホさんが登壇するなんて、予想外のサプライズ!キム・ソンホさんのファンにとっては最高のプレゼントですね!

    「THE WITCH/魔女」シリーズのパク・フンジョン監督&製作チームが放つ韓国アクションノワール『貴公子』(4月12日公開)。本作の公開を記念し、4月8日に舞台挨拶つきジャパンプレミアが開催され、主演のキム・ソンホがサプライズ登壇した。

    【写真を見る】キム・ソンホは「この瞬間は感動で忘れられない時間」とコメント

    韓国ノワール界の巨匠と言われるフンジョン監督がメガホンをとり、ドラマ「海街チャチャチャ」でブレイクしたソンホが映画初出演にして初主演を務めた本作。フィリピンで病気の母のために地下格闘技で日銭を稼ぐ青年マルコ(カン・テジュ)。そんなある日、“父の使い“を名乗る男が現れ、マルコは韓国に向かうことに。飛行機のなかでマルコは、自らを“友だち(チング)“と呼ぶ謎の男“貴公子(ソンホ)“に出会う。不気味に笑う貴公子に恐怖し逃げるマルコだったが、貴公子の執拗な追跡と狂暴ぶりに次第に追い詰められてしまう。

    公開を目前に控えた本作のジャパンプレミアが新宿ピカデリーにて行われた。MCより主人公の“貴公子“を演じたソンホがサプライズゲストとして呼び込まれると、会場は一気に熱狂ムードに包まれた。ファンの拍手と大歓声に迎えられ登壇すると、「貴公子役を演じました俳優のキム・ソンホです。お会いできて嬉しいです」と満面の笑みで挨拶。約1年ぶりの来日となるソンホは、「こうしてファンのみなさんにお会いできているこの時間が本当に楽しく幸せです。しかも、映画を通じてみなさんにお会いすることができて、この瞬間は感動でもあり、忘れられない時間になりそうです」とファンとの再会を喜んだ。

    本作でスクリーンデビューにして映画初主演を務めたが、“映画の舞台挨拶”という形で日本のファンと触れ合うのも初めて。「こうした経験が多くないので、実はすごく緊張しています。みなさんの歓声と応援の声を聞いたことで、息ができているような心地です。ここに入ってくる前は、息ができずにいるような感じでした(苦笑)」と語り、改めて客席から拍手と歓声がわき起こると日本語で「ありがとうございます(笑)」と笑顔を見せた。

    また、自身が演じた“貴公子”の役作りに関して「この役を演じることが決まって、パク・フンジョン監督とたくさん会話をして、キャラクターに関しての疑問をぶつけ続けました。『なぜマルコを追い続けるのか?』、『なぜこんな事件を起こすのか?』、『なぜずっと笑っているのか…?』――参考となる作品を観ながら、会話を重ねて作り上げていきました」と振り返る。特に貴公子が走るシーンに関して、MCから「まるでアーノルド・シュワルツェネッガーのようでした」と指摘されると、ソンホは「アハハハ」と笑いながら「(そうなったのは)本当にたまたまで、実際に走ってみて、なんとなく走り続けていくうちに、そちらのほうに寄っていった感じで、パク・フンジョン監督からも『ターミネーターみたいだね』と言われました(笑)、それからはより具体的にそちらに近づいていった気がします」と明かした。

    共演陣に話が及ぶと「マルコ役のカン・テジュさんは、新人ですが天性のまなざしを持っている俳優さんです。まなざしでその人物がどんな事情や背景を抱えているのかを説得できるのが良い俳優だと私は思いますが、カン・テジュさんはまさにそんな俳優さんです」、さらに御曹司のハン理事を演じたベテラン俳優のキム・ガンウについては「パク・フンジョン監督からも『キム・ガンウの再発見だ!』と言われるくらい、見事な演技力で役を演じられていました。いつも撮影が終わると、その日のうちに編集した映像をみんなで見ていたんですが、非常に具体的で優れた演技を見せてくださって、私たち俳優陣はみんな『こんな俳優になりたい』という思いで、キム・ガンウさんの演技を目に焼き付けていました。ロールモデルといえる先輩です」と称賛のコメントを寄せた。さらに、謎めいた女性弁護士ユンジュを演じたコ・アラについても「本当に見事に役柄を表現していました。台本の隙間がなくなるほどびっしりと書き込んで、事前に準備をしており、そんな彼女の姿を見ていて、私のほうが年上ですが『彼女の努力を見習いたい』、『学びたい』と思わせてくれる同僚俳優でした」と称賛。

    これまで数多くテレビシリーズに出演してきたソンホだが、「やはり映画はじっくりと時間をかけて撮ることができるのが魅力だと思います。1シーンに対して、そこにどんな意味があり、どう撮りたいかを会話を重ねて撮っていくことで、より愛情を注ぎ、考えを巡らせ、噛みしめながら撮ることができましたし、撮影が終わった後もその時間が思い返されます。私にとっては初めての経験であり、ひたすらワクワクと緊張の連続でもありました」と映画ならではの魅力について振り返る。

    最後にこれから映画を観るファンに向け「みなさん、今日は貴重なお時間を割いて劇場に足を運んでくださりありがとうございました。この映画はキャスト、スタッフが懸命に幸せな気持ちで取り組んだ作品です。決して難しくなく、気軽に楽しめる作品です。特に最後には私のアクションシーンがあるので、そこはぜひ期待を寄せていただければと思います。“ノワール”と謳いつつも、愉快な作品ですのでシリアスに構えず気軽に楽しんでください。ありがとうございます」と呼びかけ、プレミアイベントは幕を閉じた。

    また、4月12日よりソンホが着用した劇中衣装展の開催も決定。会場は、東京の丸の内ピカデリーと大阪のなんばパークスシネマの2会場。ソンホがフンジョン監督をゼロから作り上げた“貴公子“像を演じるうえで、欠かせないアイテムとなったスーツを見ることのできる貴重な機会となっている。

    いよいよ公開を間近に控えた本作。主演のソンホが監督のフンジョンとの会話のなかで作り上げた、謎めく“貴公子“の活躍をぜひスクリーンで目撃してほしい。

    文/サンクレイオ翼


    キム・ソンホのサプライズ登壇にファン大熱狂!『貴公子』ジャパンプレミアレポート/ [c] 2023 GOLDMOON PICTURES & STUDIO&NEW. All Rights Reserved.


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    キムソンホ(朝: 김선호, 1986年5月8日 - )は、韓国の俳優。S.A.L.Tエンターテインメント所属。キム・ソノと表記する場合もある(実際の発音に近い)。 2009年に演劇『ニューボーイングボーイング』でデビュー。以来、舞台俳優としての力を着実に積み重ねていった。演劇界のアイドルと呼ばれ、確かな演技力とルックスで人気を集めた。…
    30キロバイト (3,875 語) - 2024年4月6日 (土) 05:48



    (出典 syunnkasyuto.jp)


    キム・ソンホの演技力が評価され、初主演映画での活躍が期待されますね。まるでターミネーターになったかのようなアクションでの演技がどのように見せられるのか楽しみです。

     ドラマ『海街チャチャチャ』でブレイクした韓国俳優のキム・ソンホが8日、都内で行われた主演映画『貴公子』(12日公開)ジャパンプレミアに登場した。

    【写真】キム・ソンホが約1年ぶり来日…ブラックコーデの全身ショット&Vサイン

     『オールド・ボーイ』『チェイサー』『ハント』などに続く、韓国発の新たなアクションノワール。『新しき世界』『THE WITCH/魔女』などのパク・フンジョン監督がメガホンをとり、キム・ソンホが映画初出演にして主演を務め、謎めいた“貴公子”を熱演した。

     この日、MCの古家正亨からキム・ソンホがサプライズゲストとして呼び込まれると、会場は一気に熱狂。ファンの拍手と大歓声に迎えられて登壇すると、「貴公子役を演じました俳優のキム・ソンホです。お会いできてうれしいです」と満面の笑み。

     キム・ソンホは約1年ぶりの来日となり「こうしてファンのみなさんにお会いできているこの時間が本当に楽しく幸せです。しかも、映画を通じてみなさんにお会いすることができて、この瞬間は感動でもあり、忘れられない時間になりそうです」とファンとの再会を喜んだ。

     映画初出演とあって、日本での舞台あいさつも初めてで「こうした経験が多くないので、実はすごく緊張しています。みなさんの歓声と応援の声を聞いたことで、息ができているような心地です。ここに入ってくる前は、息ができずにいるような感じでした(苦笑)」と語り、改めて拍手と歓声が起こると、日本語で「ありがとうございます(笑)」と答えた。

     キム・ソンホが演じた“貴公子”は、カン・テジュが演じるマルコの前に突如現れる謎めいた男。役作りについて「この役を演じることが決まって、パク・フンジョン監督とたくさん会話をして、キャラクターに関しての疑問をぶつけ続けました。『なぜマルコを追い続けるのか?』、『なぜこんな事件を起こすのか?』、『なぜずっと笑っているのか…?』――参考となる作品を観ながら、会話を重ねて作り上げていきました」と振り返った。

     特に走るシーンに関して、古家から「まるでアーノルド・シュワルツェネッガーのようでした」と表現されると、ソンホさんは「アハハハ」と笑いながら「(そうなったのは)本当にたまたまで、実際に走ってみて、なんとなく走り続けていくうちに、そちらのほうに寄っていった感じで、パク・フンジョン監督からも『ターミネーターみたいだね』と言われました(笑)、それからはより具体的にそちらに近づいていった気がします」と明かした。

     共演者をめぐるトークでは、「マルコ役のカン・テジュさんは、新人ですが天性のまなざしを持っている俳優さんです。まなざしでその人物がどんな事情や背景を抱えているのかを説得できるのが良い俳優だと私は思いますが、カン・テジュさんはまさにそんな俳優さんです」と紹介。

     御曹司ハン理事役のベテラン俳優のキム・ガンウに向けては「パク・フンジョン監督からも『キム・ガンウの再発見だ!』と言われるくらい、見事な演技力で役を演じられていました。いつも撮影が終わると、その日のうちに編集した映像をみんなで見ていたんですが、非常に具体的で優れた演技を見せてくださって、私たち俳優陣はみんな『こんな俳優になりたい』という思いで、キム・ガンウさんの演技を目に焼き付けていました。ロールモデルといえる先輩です」と憧れの眼差し。

     さらに、謎めいた女性弁護士・ユンジュを演じたコ・アラについては「本当に見事に役柄を表現していました。台本の隙間がなくなるほどびっしりと書き込んで、事前に準備をしており、そんな彼女の姿を見ていて、私のほうが年上ですが『彼女の努力を見習いたい』、『学びたい』と思わせてくれる同僚俳優でした」と敬意を示した。

     キム・ソンホは「やはり映画はじっくりと時間をかけて撮ることができるのが魅力だと思います。1シーンに対して、そこにどんな意味があり、どう撮りたいかを会話を重ねて撮っていくことで、より愛情を注ぎ、考えを巡らせ、噛みしめながら撮ることができましたし、撮影が終わった後もその時間が思い返されます。私にとっては初めての経験であり、ひたすらワクワクと緊張の連続でもありました」と感慨深げ。

     そして「みなさん、今日は貴重なお時間を割いて劇場に足を運んでくださりありがとうございました。この映画はキャスト、スタッフが懸命に幸せな気持ちで取り組んだ作品です。決して難しくなく、気軽に楽しめる作品です。特に最後には私のアクションシーンがあるので、そこはぜひ期待を寄せていただければと思います。“ノワール”と謳(うた)いつつも、愉快な作品ですのでシリアスに構えず気軽に楽しんでください。ありがとうございます」と呼びかけた。

    ■あらすじ
    フィリピンで病気の母のために地下格闘で日銭を稼ぐ青年マルコは、韓国人の父の行方を知らない。そんなある日、彼の前に“父の使い”を名乗る男が現れ、マルコは韓国に向かうことに。飛行機の中でマルコが出会ったのは自らを“友だち”(チング)と呼ぶ謎の男“貴公子”。不気味に笑う貴公子に恐怖を感じ逃げるマルコだったが、彼の執拗な追跡と狂暴ぶりに徐々に追い詰められていく。なぜ、マルコの前に突然、父親は現れたのか、謎の貴公子の目的とは。すべてが明らかとなった時、マルコはさらなる危機に見舞われる。

    主演映画『貴公子』ジャパンプレミアに登場したキム・ソンホ(C) 2023 GOLDMOON PICTURES & STUDIO&NEW. All Rights Reserved.


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【『海街チャチャチャ』でブレイクのキム・ソンホ、初主演映画『貴公子』ジャパンプレミアに登場!】の続きを読む

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