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    タグ:イ・ジョンジェ



    イカゲーム』(朝鮮語: 오징어 게임、英語: Squid Game)は、Siren Pictures Inc.制作による韓国のドラマ。アメリカ合衆国の定額制動画配信サービス「Netflix」にて配信されている。 主人公のソン・ギフンが大金をかけた命がけのサバイバルゲーム
    96キロバイト (11,729 語) - 2024年1月21日 (日) 20:01



    (出典 allabout.co.jp)


    「イカゲーム」シーズン2の場面写真が初解禁されたんですね!主演のイ・ジョンジェさんやイ・ビョンホンさん、そしてコン・ユさんの姿が目に焼き付きます!ますます期待が高まりますね!

     動画配信サービス「Netflix」のメガヒット韓国ドラマ『イカゲーム』のシーズン2が、いよいよ今年、配信予定。シーズン2初の場面写真が解禁となった。

    【画像】『イカゲーム』シーズン2の場面写真があと3点

     本作は、超高額賞金を懸けた“デスゲーム”に挑み、[負けたら即死]という容赦ないルールの中で生き残りと賞金獲得を目指すサバイバルスリラー。どん底の人生からの一発逆転を狙い、“だるまさんが転んだ”や“綱引き”など、誰もが知る懐かしい遊びを基にしたゲームや、知力・体力のすべてを使って挑む壮絶な争いに挑み、頂点を目指していく。

     その手に汗握るスリリングな展開はもちろん、加えて描かれる主人公ギフン(イ・ジョンジェ)らプレイヤーたちの、“ゲームへ挑まざるを得なかった理由”に映る人間模様のドラマティックさも大きな話題を集めた。日本をはじめ世界94ヶ国で“今日の総合TOP1”を獲得、配信後28日間で1億4200万を超える世帯で16億5000万時間以上の視聴記録を達成し、Netflix 史上最大のヒットシリーズに。数々の名だたる賞のノミネート・受賞も獲得し、世界中で社会現象を巻き起こすほど脚光を浴びた。

     シーズン2は、シーズン1で優勝して大金を手に入れたギフンが、デスゲームの真の黒幕に迫っていく姿が描かれる。解禁となった場面写真では、ギフンが[□]のマスクをつけたゲームの運営スタッフと一緒にいたり、コン・ユ演じるゲームへの勧誘を担う謎のリクルーターと真剣な面持ちで話している姿があるが、果たしてギフンは再びゲームに身を投じることになるのか?

     シーズン1ではゲームの運営責任者として登場したイ・ビョンホン演じる“フロントマン”や、パク・ギュヨン演じる新キャラクターがゲームへの招待状となるカードを持っているカットも解禁された。

     シーズン2 には、イ・ジョンジェ、イ・ビョンホン、コン・ユらシーズン1からの続投キャストに加え、イム・シワン、カン・ハヌル、パク・ソンフン、さらには元BIGBANGのチェ・スンヒョンや元IZ*ONEのチョ・ユリ、パク・ギュヨンなどの参戦が決定している。

     どのようなゲームが待ち受けているのか?ゲームの真の黒幕は明かされるのか?想像を超えるデスゲームと壮大な物語が再び世界を熱狂させる。

    Netflixシリーズ『イカゲーム』シーズン2よりギフン(イ・ジョンジェ)


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【『イカゲーム』シーズン2、注目の場面写真が一挙公開!】の続きを読む


    ジョンジェ(朝: 이 정재、1972年12月15日 - )は、韓国の俳優。ソウル特別市出身。本貫は全州李氏。アーティストカンパニー所属。 現代高等学校卒業。1994年の映画『若い男』で4つの映画賞の新人賞を受賞。1999年には『太陽はない』での演技が評価され、韓国で最も権威のある青龍映画賞の男優主演賞を史上最年少で受賞した。…
    15キロバイト (1,582 語) - 2023年9月22日 (金) 05:05



    (出典 moviewalker.jp)


    イ・ジョンジェ監督の『ハント』は、素晴らしいリアリティを追求した作品ですね。本物と見分けがつかないほどの迫力ある演技や撮影手法に、観客も一緒に考え込んでしまいます。このような作品を監督する才能に驚嘆です。

    俳優として演技を極めたなら、一度は映画監督になることを夢見るのかもしれない。しかし、名だたる俳優がすべからく傑作を撮ることができるほど、映画の世界は甘くない。だからこそ、初監督作品として『ハント』(9月29日公開)を完成させたイ・ジョンジェには、心から感嘆させられる。激動の韓国近現代史を舞台に政治性を存分に感じさせながらも、人間の信念、そして未来への希望まで語りうる、上質で骨太のエンターテイメント映画だからだ。


    記念すべき監督デビュー作と共に来日したイ・ジョンジェに、インタビューする幸運に恵まれた。現在「イカゲーム」シーズン2の撮影中で多忙なはずだが、撮影チームに頼み込み、なんと2日間だけ日本のファンへ会いに来てくれたのだ。弾丸スケジュールにもかかわらず、情熱的に質問へ答えてくれたイ・ジョンジェ。キャリアを重ねていく映画人としての横顔と誠実な人柄さ、そして盟友チョン・ウソンへの愛情に触れるひとときだった。

    ■映画監督デビューは想定外だった?『南山』が『ハント』になるまで

    国家安全企画部で働く海外次長のパク・ピョンホ(イ・ジョンジェ)と、国内次長のキム・ジョンド(チョン・ウソン)は、組織内のスパイを捜しだす任務を任される。2人は互いに譲り合わないままそれぞれ捜査を開始するも、なかなかスパイを見つけ出すことができない。緊迫した事件が相次ぐなか、次第に自分たちもが疑われるかもしれない状況へ追い込まれていくピョンホとジョンドは、ある重大な企みを知り、岐路に立たされる。

    『若い男』(94)でデビューして以来、イ・ジョンジェは数々の名作に出演し、常にベストアクトを更新し続けてきた。念願の映画監督デビューかと思いきや、本人は「これまでは、監督として映画にかかわりたいと思ったことはなかった」と語る。

    「韓国では、監督本人がシナリオを書くのが一般的なんですが、自分の能力ではないと思ったので、一度もチャレンジしていなかったんです。ただ、撮影現場での経験はとても多いのでプロデュースはできるな、と思いました」。

    こうして、まだ『南山』というタイトルであった本作の初稿を買うことになったが、コンセプトは悪くなかったものの、問題が山積みだった。

    「初稿は自分が考えているテーマと少し方向性が違ったり、商業映画らしくないところがあったりしたので、まずシナリオの内容をほぼ全て変えなければなりませんでした。そして製作費の問題もありました。私が費用を出せるかどうか心配だったんです。周りに相談すると、かなり完成まで時間がかかりそうと言われて、“時間がかかるのは嫌だな”と思ったんですが(笑)。“まあ、なんとか上手く行くだろう”と軽く考えて取りかかりました。ところが、どの映画監督や脚本家の方々に頼んでも、“直すのが難しい”と断られてしまいました。“なにがそんなに難しいのかな?”といざ自分が直し始めたら、本当に難しいんですよ(苦笑)!」

    ピョンホとジョンドという2人のキャラクター設定も見直された。元々、イ・ジョンジェ扮するピョンホだけが主人公だったが、イ・ジョンジェはより膨らみあるストーリーを追求しながらも、娯楽性や興行といった、ベテラン映画人ならではのシビアな目線で脚本を再考していく。もちろん最も重要だったのは、チョン・ウソンへの尊敬だった。

    「どうしてもチョン・ウソンさんと一緒にやりたかったんですが、友達に対して助演をやってほしいだなんて、言えませんよね。だからチョン・ウソンさんが担うキャラクターの分量を増やすことに尽力しました。W主演の映画は、2人のバランスを合わせなければならずとても難しいです。どちらか一人が見栄え良くなってしまったら、W主演の意味がないですから。心理描写も調和させないといけませんし、アクションのかっこよさもバランスを取らなければいけませんでした。最近の映画では、新鮮味や娯楽性、メッセージ性も大事ですよね。ビッグバジェット作品でもありますから、観客の皆さんがどのくらい来て下さるかも重要。それらを2時間以内に収めてシナリオにするなんて、簡単なことではなかったです」

    ■英題『HUNT』に隠された深い意味とは?

    シナリオを大幅に修正したことにより、イ・ジョンジェは『南山』という仮題を変えることにした。書きながら新たな題名に悩んでいた時、『HUNT』がピョンホにもジョンドにも似合うと思いついたのだった。

    お気づきの方もいるだろうが、本作の英題『HUNT』は、“N”のスペルが逆向きになっている。この意匠はイ・ジョンジェが自ら考案しデザイナーに依頼したというだけあり、強いこだわりがうかがえる。1983年のワシントンを舞台に、ピョンホとジョンドらがテロ犯と銃撃戦を繰り広げる映画のオープニング。狙撃兵の処遇をめぐり激しく言い争う2人のバックで流れる緊迫した劇伴とともに、『HUNT』のタイトルが印象深くスクリーンに浮かぶ。よく見ると、“N”は中央の斜線が失われている。

    「それぞれの縦の線はピョンホとジョンドを示しています。互いに向かい合っているようであり、また前を向いているようでもありますね。さらにシャープな音楽が盛り上げると同時に、“N”の斜線が書き込まれていくんですが、そのしびれるようなリズムとかも、すべて私のアイデアでした」。

    「HUNT」の文字に隠されたモチーフは、ストーリーの重要な核となる。国家安全企画部で、スパイ疑惑をかけられたピョンホが取り調べを受けるシーンなど、映画の中ではあらゆる場面にピョンホとジョンドを切り返しで見せたり、鏡やガラスに顔を写せたりするショットがある。お互い向き合っているように見えて、実は同じ方向に眼差しを送っている。具体的なシーンだけではなく、デザインにもメッセージを込めたセンスに唸らされる。

    ■ディテールにこだわり抜いて作り上げられた迫真のシーン「偽物に見えるのは嫌だった」

    映画の現場に精通したイ・ジョンジェの手腕を以てしても、脚本作業は困難の連続だった。ストーリーの根幹となるピョンホとジョンドが勤務して国内外の保安情報の収集や国家機密保持などを司る情報機関として1980年代に権勢を振るい、“影の権力”と恐れられた国家安全企画部(現在の国家情報院)の当時の資料をすべて調査しなければならなかった。

    『ハント』の演出やストーリーは、細部に至るまでリアリティが追求されている。イ・ジョンジェは「リアルな映画がとても好きなので、自分が作るものはよりリアルにしたかった」と明かし、真実に見せるために重要な要素として、内容、美術、時代の雰囲気への理解と、現実感のある再現、そして俳優の演技を挙げた。特に安全企画部の描写には、特に神経を使った。

    「要員たちが本当に言いそうなセリフを書くのが難しかったです。とても短くて含蓄とインパクトがあり、個人的に気に入っています。安全企画部のシーンについては、実際にあり得る状況を再現するのに悩みました。例えば当時は携帯電話があったのかどうかを調査してみると、一般人はそもそもあることも知らなかった。一方、安全企画部の人たちは所有していたんです。また、1989年代当時に安全企画部に在籍していた方にも会いました。10回くらい、質問をお渡ししてインタビューを続けて、すべてシナリオに書き加えたんです。歴史とフィクションが混ざり合って、観客が“どれが本物?”と感じられるものにしたかったのです。映画の中盤くらいで、ふとこれまでのシーンを振り返るとすべてが本物のように見える。それを目指しました」。

    『ハント』を力強い映画にしている要素が、スピーディで重厚なアクションシーンだ。銃撃シーンでは、銃弾が落ちたら俳優には銃を捨ててもらい、弾倉を変えさせた。さらに驚くべきなのは、撃ち放たれる拳銃や機関銃の銃弾の数まで数えて、装弾数のリアリティを保持していたことだ。

    「偽物のように見えるのがとても嫌だったんです。例えば爆発シーンでは、普通は爆弾をこっそり隠してしまい、割ったら火が出ないようにします。でもハリウッド映画なら、爆発したら真っ赤な火が出ますよね。インパクトを与えようとガソリンを入れるんです。なので『ハント』も視覚的にもっと強烈に見せたかったのです。ガソリンを一回全部抜いて実際の爆弾を爆発させると、少しパッと明るくなり、埃が溢れてくるんですよね。爆発シーンだけを30年間、専門的に従事してきた方が手掛けてくださいました」。

    ■20年変わらぬチョン・ウソンとの信頼関係

    最後に、『ハント』のもう一人の主役、20数年来の無二の親友であるチョン・ウソンについて聞いてみた。開口一番、「友達ですから、私よりもこの人をもっと気遣ってあげたい」と口にする絆に、改めて胸が熱くなる。

    「観客の皆さんにジョンドというキャラクターを好きになってもらえるよう、ジョンドの性格や人生、ビジュアルについては悩みました。そんな悩みは、私があえて口にしなくても、現場で撮影をするチョン・ウソンさんは全部わかってくれていると気づきました。なぜなら、一日や二日で生まれた悩みではないことを、彼本人も分かっているから。たくさん悩んだ末に決めた私のディレクションには、なにも言わずに従ってくれました。実は『ハント』は、編集が終わっても彼には見せませんでした。私が“ジョンドは絶対かっこよくなければならない”と自信があったから、あえて見せなかったんです。チョン・ウソンさんも、気になるでしょうけど“なんで見せないの?”とは聞かなかったんですよね。カンヌ国際映画祭で披露した時、“ジョンドかっこいい!”“チョン・ウソンかっこいい!”と称賛されて、うれしかったです」。

    取材・文/荒井 南


    穏やかな口調で映画への熱意を語るイ・ジョンジェ/撮影/黒羽政士


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【俳優から初の監督に転身したイ・ジョンジェが描く『ハント』のリアリティに迫る!】の続きを読む


    ジョンジェ(朝: 이 정재、1972年12月15日 - )は、韓国の俳優。ソウル特別市出身。本貫は全州李氏。アーティストカンパニー所属。 現代高等学校卒業。1994年の映画『若い男』で4つの映画賞の新人賞を受賞。1999年には『太陽はない』での演技が評価され、韓国で最も権威のある青龍映画賞の男優主演賞を史上最年少で受賞した。…
    15キロバイト (1,582 語) - 2023年9月22日 (金) 05:05



    (出典 natalie.mu)


    イカゲーム好きの私にとっては、「ハント」は待ち望んでいた作品です。イ・ジョンジェの主演で、しかも初監督作ということでさらに期待が高まります!緊迫感あふれる本編映像を見て、興奮が止まりません!

    「イカゲーム」で世界的スターとなったイ・ジョンジェが4年間温めてきたシナリオを元に初監督し、盟友チョン・ウソンとダブル主演を果たしたスパイアクション映画『ハント』(9月29日公開)。このたび、東京での緊迫感あふれる情報戦が繰り広げられる本編映像が解禁された。


    韓国での公開時には初登場1位を獲得し、第75回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門で上映されると約7分間のスタンディングオベーションを受けた本作。そのほか、第47回トロント国際映画祭、第55回シッチェス国際映画祭、第27回オースティン・ファンタスティック映画祭ほか数々の映画祭で上映され、第43回青龍映画賞、第31回釜日映画賞ほか数々の映画賞で新人監督賞を受賞した。共演にはチョン・ヘジン、ホ・ソンテ、コ・ユンジョンなど韓国を代表する俳優のほか、カメオでも豪華俳優陣が出演した。

    解禁されたのは、組織内に入り込んだ“北”のスパイ=通称“トンニム”による情報漏洩によって、作戦が失敗するというシーンの本編映像だ。このなかの誰かが裏切者であるという空気が一気に張り詰め、駆け引きをしていくことに。

    安全企画部(旧KCIA)のパク・ピョンホ次長(イ・ジョンジェ)ら海外チームは、南への亡命希望者を保護するため、東京のクラウンホテルに集まっていた。そこに亡命希望者から電話が入り、合言葉の後に名前、所属、役職を聞き出そうとすると「そっちの情報部に北のスパイがいる」ため、南朝鮮に着くまではなにも言えないと告げられる。チーム内に緊張が走り、パク次長は組織内にスパイはいない、トンニムは逮捕されたと毅然とした態度で応じるが、極秘で進めていた北への潜入作戦もトンニムによって既に情報が漏れていた。

    急いで国内チームのキム・ジョンド次長(チョン・ウソン)へ作戦の中止を伝えるも、時すでに遅く、北に潜入した417特殊部隊は全滅してしまう。それは逮捕した人物が本当のトンニムではなく、組織内の誰かがトンニムであることが確実となった瞬間だった。いったい誰がスパイなのかがわからない、手に汗握るシーンとなっており、ダイヤル式の電話や録音機などリアリティのある小道具もシーンの没入感を高めている。

    『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』(18)を手掛けたプロダクションデザイナーのパク・イリョンは、「安全企画部のように歴史のなかに隠された空間は、情報量の多い資料を見つけるのが難しかった。時代資料、記録映像など様々な資料を参考にして再解釈した」と明かしている。

    豪華俳優陣の見事な演技だけでなく、時代背景を繊細に表現した美術や、細部にまで冴えわたるイ・ジョンジェ監督の演出にも注目したい。

    文/山崎伸子


    『ハント』の緊迫感あふれる本編映像が解禁/[c]2022 MEGABOXJOONGANG PLUS M, ARTIST STUDIO & SANAI PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【イカゲーム主演俳優イ・ジョンジェの初監督作『ハント』の本編映像を一足先にチェック!】の続きを読む


    ジョンジェ(朝: 이 정재、1972年12月15日 - )は、韓国の俳優。ソウル特別市出身。本貫は全州李氏。アーティストカンパニー所属。 現代高等学校卒業。1994年の映画『若い男』で4つの映画賞の新人賞を受賞。1999年には『太陽はない』での演技が評価され、韓国で最も権威のある青龍映画賞の男優主演賞を史上最年少で受賞した。…
    13キロバイト (1,424 語) - 2023年3月4日 (土) 23:26



    (出典 moviewalker.jp)


    イ・ジョンジェさんの日本での活動が待ちきれません!彼のアクションシーンは見応えがありますし、監督としてもどんな作品を展開してくれるのか楽しみです。日本での撮影予定も気になりますね。早く彼の新しい作品を観たいです!

    Netflixオリジナルドラマ「イカゲーム」の主演を務め、一躍トップスターとなったイ・ジョンジェが初監督作『ハント』(9月29日公開)を引っさげて来日し、記者会見を行った。

    監督デビュー作となった本作の脚本作りには、4年の月日を費やした。シナリオを書いている段階から、国際映画祭への出品を視野に入れていたという。その理由については「映画を通して伝えたかったテーマやメッセージが韓国だけでなく、世界中の様々な人たちに届いて欲しいと思ったから」なのだそう。「映画で描いているテーマは、誤ったイデオロギー。悩み、考えながら作り上げていきました」と制作を振り返ったジョンジェは、「カンヌ国際映画祭やトロント国際映画祭など海外の映画祭に招待されたことにより、多くの方と触れ合うことができました」と満足そうな表情を浮かべ、映画を観た多くの人たちへ、伝えたかったストーリーを届けることができたと実感したと笑顔を見せていた。

    ジョンジェは盟友チョン・ウソンと共に、W主演も務めている。ウソンの起用理由については「初共演した映画『太陽はない』がいい思い出になっています。またいつか一緒に映画をやりたいと、ずっと話していました」と説明。これまでも共演用のシナリオをもらったり、共同で開発したりもしたけれど、なかなかうまくいかなったそう。これ以上(再共演)が遅くならないうちにという想いで、本作でウソンをキャスティングしたという。

    親しい関係で、同じ役者だからこそ、監督という立場で接することに難しさを感じたこともあったようで、「もう1回撮影しましょう、というだけでもどこか躊躇してしまう自分がいて。初日の撮影に感じたぎこちなさを解消するために、脚本を作るうえでどのような想いがあったのか、表現やテンポはどのようにしたいのかを十分に説明しました」と打開策に触れ、「説明を理解し、快く受け止めてくれ、本当に助けてもらいました」と充実の表情を浮かべていた。

    記者からは2人が演じた役はどちらが演じてもおもしろそうという声も飛び出した。現在の配役にした理由については、「ウソンさんはユーモアがあり、すごくいいイメージを持たれている方。その魅力を最大限に引き出し、表現したいという気持ちがありました」と、普段のウソンのイメージを大切にしたと解説。「もちろん、2人の役を入れ替えることもできたけれど、本来持っている姿にもっとも似合うキャスティングになっていると思います!」とアピール。

    ジェダイ・マスターを演じる「スター・ウォーズ」シリーズの前日譚を描く新ドラマ「The Acolyte」の撮影はすでに終了しているが、「イカゲーム」シーズン2の撮影がスタートし、超多忙ななかでの来日を果たしたジョンジェ。すべてが同時進行でセリフを覚え、身体も鍛え、役作りについても考えなければいけない目まぐるしい日々を過ごしているという。作品が完成すれば、プロモーションが始まり、そのころにはまた別の作品の撮影が始まっているかも知れず…忙しさが延々と終わっていない状況としながらも「個人的にはうれしいことだと思っています。こんな時こそ体調管理をしなきゃ!と思っています」とキリッとした表情で語った。

    記者会見後には、ジャパンプレミアも開催。上映前の舞台挨拶にジョンジェが姿を見せると会場は黄色い歓声と大きな拍手に包まれる。「カンヌでは映画が始まり、タイトルの文字が浮かび上がるところで拍手と歓声をもらいました。観客と一緒に呼吸をしているように感じてすごくうれしかったです」とコメントしたジョンジェ。タイトなスケジュールでの来日だが、「お寿司屋さんは予約済み。さっきは美味しそうなトンカツのサンドイッチがあったので、持ち帰ろうとバッグに忍ばせたところです」とニヤリ。

    劇中に登場する東京の再現シーンにも触れ、「本当は日本で撮影する予定でしたが、コロナ禍で断念しました」と報告。釜山のとある道路を使い、車両統制をしながらの撮影を行ったという。「日本から20台くらい取り寄せた車は、すべて破壊しました(笑)」と激しいアクションシーンの撮影で使用したことに触れ、「車の取り寄せや、車両統制など様々な準備のため日本で撮影するより、予定よりすごく製作費はかかってしまったけれど、それらしく撮れたと思います」と胸を張り、「いいシーンになったので楽しみにしてください」と呼びかけた。

    イベント最後には「今後も出演作品がある限りは、皆さんに会いに来たいです」と笑顔で約束を交わし、大きな歓声と拍手を浴びながらステージを後にした。

    取材・文/タナカシノブ


    盟友チョン・ウソンとW主演を果たした監督デビュー作『ハント』(9月29日公開)をひっさげ来日したイ・ジョンジェ


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【『ハント』監督のイ・ジョンジェ、撮影秘話を明かす!】の続きを読む

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