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2023年の韓国で年間観客動員数第1位を記録し『パラサイト 半地下の家族』(19)を上回る1300万人以上の観客動員で大ヒットとなった『ソウルの春』が8月23日(金)より日本公開されることが決定した。
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本作は、今日「粛軍クーデター」、「12.12軍事反乱」などとも言われる韓国民主主義の存亡を揺るがした実際の事件を基に、一部フィクションを交えながら描かれる歴史大作。韓国で公開されるやいなや、事件をリアルタイムで知る世代はもちろん、事件を知らない若者たちの間でも話題となり大ヒットスタート。独裁者の座を狙う男チョン・ドゥグァンへの激しい怒りと、彼に立ち向かったイ・テシンへの共感を寄せた観客たちの、世代を超えた熱量に支えられて最終的には国民の4人に1人が劇場に足を運び『パラサイト 半地下の家族』などを上回る1300万人以上の観客動員を記録。コロナ禍以降の劇場公開作品としてはナンバーワン(2024年3月末日現在)となる歴代級のメガヒットとなった。
この荘厳かつ圧倒的緊迫感に満ちた至高のエンタテインメントを作り上げたのは、国内外の映画ファンから熱烈な支持を集めるノワールアクション『アシュラ』(16)などで知られる名匠キム・ソンス監督。同作でもタッグを組んだ2大スタ―、ファン・ジョンミンとチョン・ウソンを再び主演に迎え、文字通りの歴史的傑作を誕生させた。1979年、韓国⼤統領暗殺。独裁者の座を狙う男と、国を守ろうとした男。国家の命運を懸けた9時間の攻防が幕を開ける。
また、本日4月22日は『私の頭の中の消しゴム』(04)、『無垢なる証人』(19)、『ハント』(22)など数多くの話題作に出演してきたウソンの51歳の誕生日。これを記念してジョンミン演じるチョン・ドゥグァンとウソン演じるイ・テシンが対峙するイメージショットも解禁となった。
1970年代末、民主化と独裁の狭間で揺れる激動の韓国社会を、名優同士の共演で活写した本作。重厚な物語を体現する2人の演技にも注目だ。
文/スズキヒロシ
(出典 news.nicovideo.jp)
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