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オンライン動画配信サービス「Hulu」にて、8月27日より独占配信が開始したHuluプレミア「ハピネスバトル」。第2話では、ミホ(イエル)とユジン(パク・ヒョジュ)の溝が深まる中、ミホはユジンの訃報を突如知ることになるのだった――。謎が深まる第2話を考察と共に振り返る。(以下、ネタバレを含みます)
■「ハピネスバトル」とは
本作は、現代の闇をテーマに“ママ友同士のSNSバトル”と“主婦の謎の死の真相”を描く韓国のサスペンススリラー。ある日、高級マンション「ハイ・プレステージ」のベランダで主婦・ユジンが遺体で発見される。そして彼女の妹・ミホは、ユジンが生前にママ友たちと「自分がいかに幸せなのか」をSNSで競い合っていたことに気づき、ユジンと彼女たちの“誰にも知られたくない秘密”も少しずつ明らかになっていく――。
主人公のチャン・ミホ役を「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」のイエルが務め、ママ友たちのカリスマリーダー、ソン・ジョンア役をチン・ソヨンが、キュートなルックスで人気を集めるインフルエンサーのキム・ナヨン役をチャ・イェリョンが、完璧な専業主婦オ・ユジン役をパク・ヒョジュが、ワーキングマザーのファン・ジエ役をウ・ジョンウォンが演じる。
■ユジンが恐れているものに気付くミホ
過去がバレるかもしれないという絶体絶命のピンチをうまく切り抜けたユジン。しかし、ミホを送ろうとエレベーターに向かった際に、戻ってきたジョンアと鉢合わせてしまう。様子のおかしいユジンを見て機転を利かせたミホはその場を丸く収めるが、それまでの状況から原因が自分だと気付く。
カッとなったミホは、「何か話されそうで怖い?あれも口封じのためのお金ね」とユジンをなじり、「私よりあなたの方が失うものが多いはずよ。過去をバラされたくなかったら黙ってて」と吐き捨ててその場を後にする。そしてミホは帰りのバスの中、言い過ぎたかもしれないと思い、謝罪メッセージを入力しようとしたものの、結局送信しないままスマホを閉じてしまうのだった。
そんな出来事から、ミホの動向を探ろうと自宅の場所を突き止めるユジン。そこへ、ジョンアから「ママたちの間で不満が出てる。解決方法を提示しないと全員敵に回すわよ」とメッセージが届く。そして「2年前の話を出されたくないでしょう?」と圧を掛けられたことで、ユジンは幼稚園にママたちを招集する。
そこでユジンが切り出したのは、娘のジユルが主役に選ばれた発表会でのミュージカルをやめ、全員が主人公になれるようにいくつかの寸劇に変更するという案だった。台本、舞台、衣装、ケータリングまでをユジンが用意すると聞き、ママたちは喜んで承諾。この展開に、ジョンアも満足そうな表情を見せていた。
■発表会でのトラブルでユジンに虐待疑惑が浮上
全員が納得いくような提案をしたユジンだが、実は本意ではなかった様子。ユジンは自宅のパソコンで「パンドラの箱」と名付けられたフォルダを開くと、そこにはナヨンの夫・テホと思われる人物が別の女性と親密にしている写真や、ジエに関する何らかの書類、ジョンアの弟・ジョンシクに関する動画など、ママ友たちに関する数々のゴシップが…。ユジンはそれらのデータを眺めながら、何やら怪しく微笑むのだった――。
そして迎えたヘリニティ幼稚園の発表会。かわいらしい子供たちの熱演に、親たちもにこやかな表情で見守る。しかしシンデレラの劇中に、魔法使い役を演じるソウォンがステッキを振り上げた瞬間、シンデレラ役のジユルが悲鳴をあげ、「ぶたないで、ごめんなさい」と言って泣き始めた。
その後ユジンは、“ソウォンがジユルを怖がらせた”とソウォンの親であるジエを責め立てる。それに対してジエは猛反論。2人は激しい口論となり、そのまま発表会は中止となってしまう。
後日ユジンが子供たちを連れカフェに訪れると、そこでナヨンがママ友に“ユジンの虐待説”について話している現場に遭遇する。そして怒ったユジンは「私の家族を侮辱した人は誰であれ必ず代償を払わせてみせる」と告げ去っていった。
■ミホとユジンの溝が深まる中、ユジンが突然死亡…
一方、ミホはユジンに“子どもとの写真撮影イベントのオファー”をかける。ユジンも虐待を疑うママたちの不穏な空気を一掃しようと、オファーを受けることに。
そんな中、ユジンの娘・ハユルが、出されていた飴を喉に詰まらせ窒息しそうになる。ミホは咄嗟に吐かせて助けるが、ユジンは激昂。「昔何をしたか忘れた?今回は私じゃなくて娘を殺そうとしたわ」と意味深な言葉でミホを突き放し、そのまま会場を飛び出してしまう。
その後ミホは、ハユルにつらい思いをさせたことを謝ろうとユジンの自宅を訪れるが、「あなたなんか大嫌い、何もかもあなたのせい。死ねばいいのに」ときつい言葉を浴びせられて追い返されてしまう。あまりの言い草に、泣きながらマンションをあとにするミホ。そこへユジンから電話がかかってくるのだが、声が途切れ途切れで何を言っているのか聞き取れず、突然電話が繋がらくなってしまった。そして翌日、ミホはユジンが亡くなったというニュースを知るのだった…。
■“ユジン視点”を取り入れた理由を考察
“ユジンの死”が描かれた第2話は、物語が大きく動き出すきっかけとなる非常に重要なエピソードと言えるだろう。本来であれば、ユジンに恨みを持っていそうな人物が犯人候補として予想できるものの、第1話と第2話でユジンとそれぞれのママ友たちの確執が描かれていたため、犯人が誰なのかわかりにくいようになっている。
また第1話、第2話では“ユジン視点”で描かれていたこともあり、ある意味“主人公が死んでしまう”といった展開はより衝撃的なものとなった。本来であれば第1話でユジンの死を描いてもおかしくないのだが、制作者は“犯人を分かりにくくしつつ、より視聴者に衝撃を与えたい”という思いから、第2話のラストまで彼女の言動や周囲との関係を丁寧に描いたのかもしれない。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

(出典 news.nicovideo.jp)









