ソンヘギョ(朝: 송 혜교、1981年11月22日 - )は、大韓民国の女優、モデル。大邱広域市出身。本貫は礪山宋氏。 世宗大学映画芸術学科中退。18歳で結婚した両親が翌年もうけた長女。両親は結婚9年で離婚し、母親以外に家族はいないとしている。 1996年、衣類モデルの選抜大会で大賞を受賞。ファッ…
15キロバイト (1,895 語) - 2023年9月6日 (水) 01:31



(出典 news.livedoor.com)


彼女の演技は年齢を重ねるごとに磨きがかかっており、40代という年齢でもその輝きが増しているように感じます。彼女の魅力は単に容姿だけではありません。彼女の内面からにじみ出る演技力や人間味が、観る者を引き付けますね。

現在、衛星劇場で放送中の韓国ドラマ「今、別れの途中です」(毎週水曜夜11:00ほか)で主演を務めるソン・ヘギョ。1996年に学生服の広告モデルとしてキャリアをスタートさせた彼女は、その後「秋の童話」「ホテリアー」などの、日本における“第一次韓流ブーム”を代表するドラマに出演し、20年以上経った現在も「太陽の末裔 Love Under The Sun」などの話題作に次々と主演して第一線で活躍中。最新主演作の「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」では新境地を開き、数々の賞に輝いた。歩みを止めず、韓国を代表する女優としてますます飛躍するソン・ヘギョの魅力に迫る。


■アラフォー女性のリアルな描写に共感

「今、別れの途中です」は、ファッション業界を舞台に、運命的な関係で結ばれたデザイナーとカメラマンのオトナの恋愛を描いたメロドラマ。ソン・ヘギョ演じるヨンウンは、大手アパレル会社の看板デザイナー。10年前、留学先のパリで知り合った韓国人男性と恋に落ち、幸せな日々を過ごしていたが、ある日突然、彼が音信不通になって終わりを迎えたトラウマで、恋に本気になるのをやめて、名前も連絡先も告げないワンナイトラブを楽しんでいる女性。そんな彼女が、カメラマンのジェグク(チャン・ギヨン)と出会い、関係を深めていく中で、本気で人を愛する事に再び目覚め、女性として、人として、そして仕事人としても成長していく物語だ。

彼女が今作の出演を決めた理由は、「台本が本当に面白かった」から。「おとぎ話のようなファンタジーメロではなく、私と同じアラフォーの女性が抱えている悩みや状況があまりにも現実的で共感できました。ヨンウンは、愛や仕事に積極的で力強くアプローチします。自分を優先的に愛する人物であり、愛と周りの人物との関係で賢く健康的な考え方を持っています。ヨンウンのセリフ一言一言が心に響いて、“私と同じ年頃の女性たちも私と似たような考えをしているんだな”と、演じながら感じました」と製作発表で語っている。

■年齢を重ねるごとに感じる演技の難しさ

「ボーイフレンド」に続くメロドラマとなったが、ソン・ヘギョは「私のメロドラマを待ってくれる方々が多い反面、“またメロ?”と言う人も居たけど、20代、30代、そして現在まで、私の外面と内面が変化しており、同じ状況の演技でも過去とはまた違う姿がきっとあると思います。そういう点で、さらに欲が出る作品で、私がどのように表現できるか、という期待もありました」と、“メロドラマ”と言っても、どれも同じではない、と説明している。

■変化したプロ意識

現在の、ストイックに演技に向き合う印象からは想像できないが、若い頃は「自分が上手く演じられればいい」「難しいシーン早く終わらせて、家に帰りたい」と思っていたそう。良い作品や監督に会い、徐々に意識が変わっっていった。気づけば、自分の撮影シーンが終わっても、他の俳優の撮影を見たり、明日のシーンについて監督と話し合うのが楽しくなり、相手役を輝かせる為にはどうすれば良いか、と考えるようになり、現在のような真摯に演技に向き合う女優になったのだ。

■撮影中の方が健康的

演じる事が楽しくなった今では、撮影中の方が健康的だ、と言うソン・ヘギョ。撮影期間は、演じるキャラとして暮らし、緊張を維持している為、エネルギーが自ずと生まれて、大変でも楽しく幸せに感謝の気持ちで日々過ごしているが、作品が終わって、休みに入ると、「時間に余裕があるから、明日やろう」と、怠けて太ったりするんだとか。こんな人間味のある一面を知ると、親近感が湧いて、さらにファンになってしまう。

あまり作品の間を空けず、次々に作品に取り組む彼女は、「ザ・グローリー」で、“メロ女王”のイメージから一転、校内暴力の被害者・ドンウン役を演じ、視聴者を驚かせると同時に、演技の幅を見せつけた。この作品で彼女は、第59回百想芸術大賞TV部門女子最優秀演技賞、第2回青龍シリーズアワード大賞を受賞している。次回作「自白の対価」(仮)ではスリラーに挑戦。またまた新たな姿を魅せてくれそうだ。

◆文=鳥居美保/構成=ザテレビジョンドラマ部


「今、別れの途中です」より/(C)SAMHWA NETWORK


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