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    2023年09月


    ジュノ(이준호、李俊昊、Lee Junho、1990年1月25日 - )は、韓国のアイドルグループ2PMのメンバー。JYPエンターテインメント所属。日本でのメンバーカラーは「イエロー」。 ジュノ (李俊昊、이 준호、Lee Junho) ハングルを1文字ずつ読めばジュンホだが、朝鮮語の原音読みでジュノと発音される。…
    44キロバイト (3,678 語) - 2023年8月30日 (水) 15:49



    (出典 news.livedoor.com)


    2PMのイ・ジュノのツアーが終わったと聞いて、とても寂しい気持ちになりました。26曲も歌ってくれたということは、本当にHottestの皆さんとの再会を大切にしているんだなと感じます。彼のパフォーマンスは本当に魅力的で、次のツアーが待ち遠しいです!応援してます!

     ソロデビュー10周年を迎えた2PMイ・ジュノの約5年ぶりのツアー【LEE JUNHO Arena Tour 2023 “また会える日”】が、8月27日に愛知・日本ガイシホールで終幕した。本公演は全国の映画館でライブビューイング&ライブ配信、そして韓国でも生中継された。

     主演ドラマ『キング・ザ・ランド』のグローバル人気、そしてスペシャル・シングル『Can I』の発売など、話題が尽きないジュノは、横浜、神戸そして名古屋の計6日間にわたり、Hottestたち(ファンの愛称)と熱い夏の夜を過ごした。最終日は約3時間半に及ぶボリュームで、ジュノそしてHottestが再会の喜びを噛みしめた。

     連日猛暑が続くなか、スクリーンには水の中に沈む懐中時計が映し出され、いくばくか涼しさが感じられた。開演時間になると時計の針が戻りはじめ、ジュノの「この日をずっと待っていた」という想いを最も表現する「また会える日」が流れる。<時代も距離も越えて 想いに引き寄せられためぐり逢い 君への気持ちは今も 僕の胸を熱くするよ 君も同じでしょ?>を確かめるかのように、曲の中盤にセンターステージにゆっくりとジュノが登場。黄色い声援で迎えられたジュノは右、前、左、上をぐるりと見渡す。再会の瞬間を彼もまた瞳の奥に閉じ込めた。

     光が作る花道を通ってメインステージに進むと、光の扉が開き、ステージ頭上へ上昇。出だしから幻想的な世界に引き込んでいったジュノだったが、マスクをかぶったダンサー4人を交えて刺々しい「Pressure」へと一転する。雷や激しいバンドプレイがミックスして、アーティストとしての苦悩や使命感がヒシヒシと伝わってきた。

     「名古屋、are you ready?」とオーディエンスを一気にハイプアップさせる「HYPER」では総勢16名のダンサーを引き連れる“俺様ジュノ”が登場。「盛り上がっていきましょう!」と視覚からも聴覚からも挑発的な彼らしいパフォーマンスが届けられた。

     “イ・ジュノ”コールが響き「【また会える日】ツアー名古屋にお越しの皆さん、ようこそ。こんばんは、イ・ジュノです」と挨拶すると、割れんばかりの歓声がエコーする。「めっちゃ暑いね。今日の公演が最後だから、普段よりもっと盛りあげて、必死に歌って踊って“勝手に”やります!」と堂々宣言し、客席も「いい感じ~!」と準備万端だ。光沢感あるスーツとジュエリーが輝き、エレガントにネクタイと第一ボタンを緩めるシーンや二の腕をチラ見せする場面で見る者をときめかせる「Nobody Else」、恋する気持ちの高ぶりを美しいファルセットとピアノの音色で表現した「Fire」の2曲で、ジュノからにじみ出る余裕のある色気がロマンティックな雰囲気を醸し出した。

     しかし浮気癖のある悪い男が登場するロックナンバー「CRUSH」が先ほどまでのとびきり甘い時間を覆し、感性を刺激。「WOW」で再び俺様ジュノが開花し、アクセル全開のダンスにオーディエンスもノリノリだ。「今日の雰囲気もいい感じです。皆さんが僕のことを待っていてくれて、僕に会いたいという気持ちを持っていてくれるだけで楽しいです」と本人もたいそう気分がよさそうだった。

     MCでは、表舞台から遠ざかっていた期間に「どんな気持ちでまた皆さんの前に戻ればいいのか、自分自身と相談(自問自答)したんです。皆さんの前に早く戻りたい気持ちはあったんですけど、何も変わっていないまま戻ったらダメだと思いました。ちょうど今年で10周年、ソロ歌手として元気な姿をお見せしたかったんです。待っていてくださってありがとうございます」と、長い間、変わらぬ愛と応援を送り続けてくれたHottestへの感謝の気持ちが述べられた。

     ここで「暑いから」とジャケットを脱ぎ、たくましい二の腕が披露されると、興奮交じりの歓声が広がる。柱に見立てたライティングが目を引いた「INSANE」では、恋人の裏切りに対する怒りと悲しみを歌声、表情、そしてダンスで感情豊かに描き出し、最後には倒れこむ演出でドラマチックに表現。イヤモニを外して、イ・ジュノコールを耳に入れたジュノは「結構危ない歌詞の内容で、僕は全然わからないんですが……」ととぼけて笑いを誘った。

     オーディエンス参加型の「SO GOOD」で会場の空気をポップに切り替え、そのまま「FEEL」に突入。ダンサーの間を抜けながら自由に踊る姿、そして指先、つま先まで意識したダンスは視線を一身に集めた。「Roller coaster」ではダンサーと一列になり、ジェットコースターに見立ててテンポよく上昇。ジュノの投げキッス、客席に下りるファンサービスによって会場の熱気は最高潮に。立て続けのダンスナンバーと熱気を浴びて、ジュノも汗だく状態になったが、そんな姿も「かわいい!」「カッコいい!」と大好評だった。

     会場の温度が一気に上がったところで、再び落ち着いて聞かせるコーナーへ。「僕が大好きな曲。皆さんに聞いてほしい曲です」とセレクトされたのは「Darling」と「Nothing But You」。どちらも結婚(marry)という言葉が共通するラブソングだ。伸びやかな歌声が引き立つ後者は2019年に公開された初主演映画『薔薇とチューリップ』の主題歌で、「生で聞いてもらう機会が今までなかったので、今回準備しました」とライブ初披露に向けて用意されたジュノ渾身の一曲。「僕の気持ちを込めて作った曲です」と次に披露された「I love you」もジュノの優しい歌声が特に合うバラードで、<ラララララ♪>に合わせて黄色いペンライトが左右に揺れ、幸せに満ちたひとときが流れた。

     ソロ活動初期から楽曲制作してきたジュノは、「僕はこんな人なんだというメッセージを皆さんに伝えたいという気持ちで(10年前に)デビューしました。10年前の僕は子供みたいなガキっぽさが可愛かったと思います」と当時を振り返る。「今も可愛い? 皆さんの応援のおかげで、今の僕は結構カッコよくなりました」と照れ笑いするジュノに拍手が送られた。

     「これからの僕がどんなメッセージを伝えていくのか、どんな道を作っていくのか、どんな人間になるのかわからないけれど、ずっといい人でありたい、元気な精神と体で皆さんのそばにいたいです。歌手としても俳優としても、いろんな形で皆さんの前にいたいです」と語り、「完璧な姿を見せたくて悩んでしまいます。でも、また皆さんの前に立つ“また会える日”では、今よりカッコよくて、素敵な姿で挨拶します(お会いします)。10周年おめでとう。応援してくれて、愛してくださって、今までありがとうございました!」と包み隠さず告白するジュノは、彼を見つめる四方八方のHottestに深々とお辞儀をし、Hottestも歓声と拍手で応えた。

     ここで会場に2PMのJun. Kとニックンがいることが判明。スクリーンに映し出された二人はツアーグッズのタオルを掲げてジュノへの愛をアピールする。“2PM”コールのなか、ジュノが「ミンジュン兄さん、(歌う)準備はできてる?」とドッキリを仕掛けるとJun. Kは「ジュノ頑張ってー!」と叫んでなんとか回避。続けて一言求められたニックンが「キヨウォ~(可愛い)!」と叫ぶと、“キヨウォ”コールが自然発生するという一幕も見られた(照れるジュノだが、愛嬌で会場を沸かせた)。

     恥ずかしさに耐え切れず「もう、わかったよ!」と本ツアーの恒例となったバンドメンバーとの楽曲バトルへ。セットリストにない曲を演奏し、ジュノがどこまで歌えるかを競うコーナーで、「今日は負けない!」と準備周到のジュノは「Don’t tease me」「行かないで~No No No~」「君がいれば」「THE LAST NIGHT」をほぼ完璧に攻略した。

     息の合ったバンドメンバーとともに「キミの声」「HEY YOU」「SAY YES」を全身全霊で届けるジュノ。ファンと視線を交わしたりジャンプしたりシャウトしたりと、本人も含めて会場にいる全員が音の波にのみ込まれた。

     上下デニムにタンクトップと少しカジュアルダウンした衣装に身を包んだジュノは「SET ME FREE」で第二幕をスタート。綿あめのような甘い時間が流れた「Love Song」の後は、「Zero Point」の両人差し指をちょんちょんして、きゅっとウィンクする姿にキュン死にするHottestが続出。5回ものおねだりに全力で応えるジュノにこの日一番の歓声が沸き起こり、「いい加減にしろよ~。残りの時間もこれだけにする?」と嬉し恥ずかし気味のジュノだった。

     恒例のハードなダンスナンバー「DSMN」「All Day」で再び大勢のダンサーを従えてセンターで踊るジュノの姿はまさにボス、キングのよう。同時に、今後も変わらず自分のスタイルを貫いていくことも感じられた。

     ツアーTシャツに着替えて登場したジュノは「一緒に過ごした時間」に込められた想いを一語一語、丁寧に届けていく。<何処にいても どんな時も 忘れないよ きっと逢える>という歌詞のように、ジュノから歌を通して再会の約束が交わされたような気がした。

     と、ここで、ジュノの過去の映像や手書きのメッセージを交えた特別映像が流れる。ファンに向けて感謝の涙を流す過去の自分を見て照れ笑いするジュノ。客席を振り返ると「JUNHO 10周年おめでとう!」のスローガンの海が広がっていた。「この10周年のライブで一番カッコいい自分の姿を見せることだけを考えていましたが、今の映像と歓声を浴びて思ったのは……僕と皆さん、僕たち結構うまくやってきたなってことです。この感動の気持ちを他の言葉では表せないです。この瞬間まで僕と一緒にいてくれて本当にありがとうございます」と真心を届けた。ラストはイ・ナツらしさ全開の「Ice Cream」で、お得意の指ハート、腕ハート、そしてとびっきりの笑顔でステージを後にしたジュノ。この後にはMVから飛び出したかのようなクールなビジュアルで「Can I」をステージ披露し、ダンサーに持ち上げられたりと、ファンが歓喜するシーンを再現して、最後の最後までHottestたちを魅了した。


    Text by Mariko Ikitake
    Photos by 田中聖太郎

    ◎セットリスト
    【LEE JUNHO Arena Tour 2023 “また会える日”】
    ※2023年8月27日、愛知・日本ガイシホール公演
    1. また会える日
    2. Pressure
    3. HYPER
    4. Nobody Else
    5. Fire
    6. CRUSH
    7. WOW
    8. INSANE
    9. SO GOOD
    10. FEEL
    11. Roller coaster
    12. Darling
    13. Nothing But You
    14. I love you
    15. キミの声
    16. HEY YOU
    17. SAY YES
    18. SET ME FREE
    19. Like a star
    20. Love Song
    21. Zero Point
    22. DSMN
    23. All Day
    24. 一緒に過ごした時間
    25. Ice Cream
    26. Can I

    <ライブレポート>2PM イ・ジュノの5年ぶりツアー終幕、計26曲でHottestたちとの再会を噛みしめる


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【2PMイ・ジュノのツアーファイナル、感動の瞬間を振り返る!】の続きを読む


    OCTPATH(オクトパス)は、日本の7人組男性ダンスボーカルグループ。所属は吉本興業。 『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』に出演した元練習生により結成された8人組ボーイズグループ。英語をはじめ韓国語・インドネシア語・フランス語が話せるメンバーがおり、グローバルな活動も視野に入れている。…
    31キロバイト (2,690 語) - 2023年8月10日 (木) 17:26



    (出典 bakusai.com)


    OCTPATHが韓国のコスメブランド「i'm meme(アイムミミ)」とコラボした、「WAKE UP」のミュージックビデオティザー映像がYouTubeで公開された。

    「WAKE UP」は7月にリリースされた4thシングル「Sweet」の収録曲。MVにはi'm meme全面協力のもと、同ブランドアイテムでメイクを施したメンバーが登場する。本編映像は9月8日20:00にYouTubeでプレミア公開される。

    またi'm memeのオフィシャルサイトでは本日9月1日からコラボキャンペーンがスタート。9月11日にはOCTPATHメンバーが使用したアイテムが購入できる特設サイトもオープンする。

    OCTPATH


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    LE SSERAFIM([lə ˈsɛrəfɪm] luh SERR-uh-fim、ル・セラフィム、朝: 르세라핌)は、韓国の5人組ガールズグループである。SOURCE MUSIC所属。メンバーは韓国人2人、韓国系アメリカ人1人、日本人2人で構成される。公式ファンダム名はFEARNOT(ピオナ、朝:…
    69キロバイト (6,368 語) - 2023年8月27日 (日) 02:19



    (出典 www.kpopstarz.com)


    LE SSERAFIMの東京公演、行けなくて残念ですが、応援は忘れません!彼らのパフォーマンスはいつも魅了されますし、これからもっと大きな夢を追い続けるんだろうなと思います。頑張ってほしいです!

     韓国の5人組ガールグループ・LE SSERAFIMが8月30・31日の2日間、自身初ツアーの日本公演『2023 LE SSERAFIM TOUR ‘FLAME RISES’ IN JAPAN』(3都市6公演)の東京・国立代々木競技場第一体育館公演を開催した。

     今月12日の韓国・ソウル公演からスタートした自身初となるツアー(7都市12公演)の日本公演は、23・24日の名古屋・日本ガイシホールを経て東京へ。オープニングでKIM CHAEWON(キム・チェウォン)、SAKURA(サクラ)、HUH YUNJIN(ホ・ユンジン)、KAZUHA(カズハ)、HONG EUNCHAE(ホ・ウンチェ)が衝撃的に登場すると、会場を揺るがすような大歓声がとどろいた。

     1月にリリースした日本デビュー曲「FEARLESS -Japanese ver.-」をはじめ、緩急をつけた構成で魅了。日本1stシングル「FEARLESS」収録曲で、初の日本オリジナル曲「Choices」も日本公演で初披露し、メンバーのラップでも沸かせた。

     ファンの盛り上がりぶりにKAZUHAは「FEARNOT(ピオナ=LE SSERAFIMファン)の皆さんが喜んでくださるんじゃないかなと予想はしていたんですけど、こんなにも楽しんでいただけて本当にうれしいです」と大喜び。

     YUNJINが「ピオナは“この曲”も楽しみにしていたのではないかと思いますが、みんなで少し歌ってみましょうか」と呼びかけると、23日にリリースしたばかりの日本2ndシングル「UNFORGIVEN」収録曲「Jewelry(Prod. imase)」の一部をアカペラで歌唱。会場が一体となっての大合唱となり、メンバーは「ピオナ、すごいですね」と歓喜した。

     東京公演初日のアンコールでYUNJINは「これからも皆さんの愛を当たり前だと思わず、ペン(ファン)と私たちのすてきな関係を守れるように努力したいと思います。皆さんがピオナであることが誇りに思えるようなアーティストになります」と日本語で約束。リーダーのCHAEWONも日本語で「いつまでもピオナにとって、プレゼントのような存在になれるよう頑張ります」と宣言した。

     KAZUHAは「単独コンサートで日本に帰ってこられたことが、本当にうれしくてありがたいなと実感しています」と感激。「ピオナが私たちの夢を叶えてくれるように、私たちもピオナとともに、もっともっと大きな夢を見られるように一生懸命努力していきたいと思います」とさらなる飛躍を誓った。

     SAKURAは「アイドルとファンって、本当に不思議な奇跡のような関係」としみじみ。「奇跡のような関係だからこそ、皆さんからもらった以上の幸せを、ずっと与えられる存在になりたい」と言葉に力を込め、「ポジティブな感情だけを与えられるような、そんなアイドルでい続けたいと思います。これからも私たちだけを見ていてくれたらうれしいです」と想いを伝えた。

     最年少のEUNCHAEは、韓国語でのあいさつに続いて日本語のあいさつも準備してきたとニッコリ。「ステージをするたびにピオナがくれる愛が、私にはすごくすごく大切で、大きすぎると感じています。ピオナのおかげでいつも勇気と情熱をもらっているし、もっと頑張るという欲がわいてくる気がします。この瞬間を忘れずに、これからもっと幸せな時間を一緒に過ごしていきましょう」と笑顔で呼びかけた。

     東京公演を終えたLE SSERAFIMは、9月6・7日の大阪城ホール公演で日本公演のファイナルを迎える。

    国立代々木競技場第一体育館公演を開催したLE SSERAFIM(P)&(C)SOURCE MUSIC


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    ジョンジェ(朝: 이 정재、1972年12月15日 - )は、韓国の俳優。ソウル特別市出身。本貫は全州李氏。アーティストカンパニー所属。 現代高等学校卒業。1994年の映画『若い男』で4つの映画賞の新人賞を受賞。1999年には『太陽はない』での演技が評価され、韓国で最も権威のある青龍映画賞の男優主演賞を史上最年少で受賞した。…
    13キロバイト (1,424 語) - 2023年3月4日 (土) 23:26



    (出典 moviewalker.jp)


    イ・ジョンジェさんの日本での活動が待ちきれません!彼のアクションシーンは見応えがありますし、監督としてもどんな作品を展開してくれるのか楽しみです。日本での撮影予定も気になりますね。早く彼の新しい作品を観たいです!

    Netflixオリジナルドラマ「イカゲーム」の主演を務め、一躍トップスターとなったイ・ジョンジェが初監督作『ハント』(9月29日公開)を引っさげて来日し、記者会見を行った。

    監督デビュー作となった本作の脚本作りには、4年の月日を費やした。シナリオを書いている段階から、国際映画祭への出品を視野に入れていたという。その理由については「映画を通して伝えたかったテーマやメッセージが韓国だけでなく、世界中の様々な人たちに届いて欲しいと思ったから」なのだそう。「映画で描いているテーマは、誤ったイデオロギー。悩み、考えながら作り上げていきました」と制作を振り返ったジョンジェは、「カンヌ国際映画祭やトロント国際映画祭など海外の映画祭に招待されたことにより、多くの方と触れ合うことができました」と満足そうな表情を浮かべ、映画を観た多くの人たちへ、伝えたかったストーリーを届けることができたと実感したと笑顔を見せていた。

    ジョンジェは盟友チョン・ウソンと共に、W主演も務めている。ウソンの起用理由については「初共演した映画『太陽はない』がいい思い出になっています。またいつか一緒に映画をやりたいと、ずっと話していました」と説明。これまでも共演用のシナリオをもらったり、共同で開発したりもしたけれど、なかなかうまくいかなったそう。これ以上(再共演)が遅くならないうちにという想いで、本作でウソンをキャスティングしたという。

    親しい関係で、同じ役者だからこそ、監督という立場で接することに難しさを感じたこともあったようで、「もう1回撮影しましょう、というだけでもどこか躊躇してしまう自分がいて。初日の撮影に感じたぎこちなさを解消するために、脚本を作るうえでどのような想いがあったのか、表現やテンポはどのようにしたいのかを十分に説明しました」と打開策に触れ、「説明を理解し、快く受け止めてくれ、本当に助けてもらいました」と充実の表情を浮かべていた。

    記者からは2人が演じた役はどちらが演じてもおもしろそうという声も飛び出した。現在の配役にした理由については、「ウソンさんはユーモアがあり、すごくいいイメージを持たれている方。その魅力を最大限に引き出し、表現したいという気持ちがありました」と、普段のウソンのイメージを大切にしたと解説。「もちろん、2人の役を入れ替えることもできたけれど、本来持っている姿にもっとも似合うキャスティングになっていると思います!」とアピール。

    ジェダイ・マスターを演じる「スター・ウォーズ」シリーズの前日譚を描く新ドラマ「The Acolyte」の撮影はすでに終了しているが、「イカゲーム」シーズン2の撮影がスタートし、超多忙ななかでの来日を果たしたジョンジェ。すべてが同時進行でセリフを覚え、身体も鍛え、役作りについても考えなければいけない目まぐるしい日々を過ごしているという。作品が完成すれば、プロモーションが始まり、そのころにはまた別の作品の撮影が始まっているかも知れず…忙しさが延々と終わっていない状況としながらも「個人的にはうれしいことだと思っています。こんな時こそ体調管理をしなきゃ!と思っています」とキリッとした表情で語った。

    記者会見後には、ジャパンプレミアも開催。上映前の舞台挨拶にジョンジェが姿を見せると会場は黄色い歓声と大きな拍手に包まれる。「カンヌでは映画が始まり、タイトルの文字が浮かび上がるところで拍手と歓声をもらいました。観客と一緒に呼吸をしているように感じてすごくうれしかったです」とコメントしたジョンジェ。タイトなスケジュールでの来日だが、「お寿司屋さんは予約済み。さっきは美味しそうなトンカツのサンドイッチがあったので、持ち帰ろうとバッグに忍ばせたところです」とニヤリ。

    劇中に登場する東京の再現シーンにも触れ、「本当は日本で撮影する予定でしたが、コロナ禍で断念しました」と報告。釜山のとある道路を使い、車両統制をしながらの撮影を行ったという。「日本から20台くらい取り寄せた車は、すべて破壊しました(笑)」と激しいアクションシーンの撮影で使用したことに触れ、「車の取り寄せや、車両統制など様々な準備のため日本で撮影するより、予定よりすごく製作費はかかってしまったけれど、それらしく撮れたと思います」と胸を張り、「いいシーンになったので楽しみにしてください」と呼びかけた。

    イベント最後には「今後も出演作品がある限りは、皆さんに会いに来たいです」と笑顔で約束を交わし、大きな歓声と拍手を浴びながらステージを後にした。

    取材・文/タナカシノブ


    盟友チョン・ウソンとW主演を果たした監督デビュー作『ハント』(9月29日公開)をひっさげ来日したイ・ジョンジェ


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【『ハント』監督のイ・ジョンジェ、撮影秘話を明かす!】の続きを読む

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